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2009年11月17日 (火)

小阪大魔王

なんだかんだ言いながら、ベッキー・クルーエルちゃんの「男女」で踊っているyoutubeを何回か見ちゃっています。

あれはねぇ、確かにかわいく感じるんですよ。ルックスはそれほどじゃないという認識をしている自分ですら。

これってなんなんでしょうか。

これって、一昔前なら「さんまのからくりTV」で流されるような、ちょっとオモシロ映像の扱いをされるものだったと思うんです。

外国人が日本の歌で一心不乱に踊っているっていうのは。

もしくは、ナゾの歌で踊る金髪女性というシュールな作品となっていたか。

それが、「この子カワイイ」で広まるという不思議さ。

うーん。

ひとつ言えるのは、ヲタ文化を共有しているというシンパシーがそこにあるっていうことでしょうか。

仲間意識が、存在しえた壁を取っ払わせたというのか。

その上で、おそらくよく分かっていないだろうってことに夢中である姿という要素と、ホームビデオで洗練されていないダンスを披露しているという親近感が相まって、かわいく思えているのではないかと。

これが、プロモーション目的がはっきりしていて、完成度が高い作品として出来上がっていたら、きっとこういう広がり方はしなかったと思うんです。

自覚的じゃないがゆえに、抵抗なく支持ができた土台がそこにあるという。

そして、こちらも相手が外国人だから、都合のいい想像で補える領域があるっていうのも、イメージの上ではプラスとなっていて。

かなり前にやっていたアニメで「天使になるもん」っていうのがあったと記憶しますが、ヒロインが天使だっていう設定に、「もうヲタにとって、カワイイと素直に思うには現実の女の子では無理になったんだ。天使くらい非現実的じゃないとダメなんだ」って思ったことがあったのですが、時代が進んでもその傾向は変わらずにあるんだなぁなんて思ってしまい。

イマドキの中学生事情は知らないけど、男子たちはちゃんと女子に幻想を抱けているのかとすら。

これは、小阪由佳が結婚引退だとか、個人ブログでぶっちゃけまくっているとか、いやあれはニセモノだとかいう話題を聞いてなおいっそうその思いを強めたもので、別に小坂由佳に幻想を抱いたこともなければ、このぶっちゃけ具合が本性だったとしても、そういう奴だろうなくらいは想像できていたからいいんです。

だけど、なんでこんなブログをやる必要があるんだとはどうしても思ってしまい。

これって、なんのためにやっているんだって。誰に対してやっているんだって。

別に一般の女性がやっている分には、なにも言うつもりはなくて「ご自由にどうぞ」ってことなんですが、すでにアイドルのイメージで売っておいてそこをひっくり返す行為をして、なにを得られるんだっていう話なんです。

そこに残っているのって、単なる自己顕示欲でしかなく、そこの裏に共感を期待する人間の原初的な願望があったとしても、そもそもの認知度がアイドルファンにしかないわけだから、それには無理があり。

結局、非モテにロリコンが多いっていうのは、恋愛の匂いを感じない方がいいっていうことがあってのことで、だからドンドンと対象が低年齢化していくんだなって思うんですな。

現実すら非現実的なんだから、非現実的に現実を見ようとするのもからくりとしては成り立っているし。

なので、未婚率が高まっているとか、出生率が低下する一方だとしても、政府がいくら子供手当てを厚くしても、ひっくり返らない問題が横たわり続けるんじゃないかなぁって思ってしまうんです。

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